薬学部生サポートコース

開講教室(川越教室・池袋教室)

指導対象
薬学部生
指導形態
完全個別指導:講師1名に生徒が1名
指導実績校
  • 薬科大
    昭和薬科大6名、東京薬科大4名、明治薬科大4名、日本薬科大3名、横浜薬科大2名、星薬科大
  • 薬学部
    城西大19名、昭和大2名、日本大2名、帝京大7名、北里大、武蔵野大、城西国際大2名、帝京平成大、青森大
受講科目数
※1回の授業で2科目の指導も可能な場合がありますので、お問い合わせください。
基礎科目
▼科目名
高校数学、高校物理、高校化学、高校生物、他

▼学費
  • 入学時納入金
入学金 20,000円(税込)
  • 【通学個別指導料金】
単価: 5,500円(税込)<1時間分の指導料>
月額:44,000円(税込)<1回2時間×月4日:合計8時間>
  • 【在宅個別指導料金】
単価: 5,000円(税込)<1時間分の指導料)>
月額:Aコース:20,000円(税込)<1回1時間×月4日:合計4時間>
Bコース:30,000円(税込)<1回90分×月4日:合計6時間>
Cコース:40,000円(税込)<1回2時間×月4日:合計8時間>
専門科目
▼科目名
微分積分学、有機化学、物理化学、分析化学、薬物動態学、生化学、解剖生理学、微生物学、薬物治療学、薬理学

▼学費
  • 入学時納入金
入学金 20,000円(税込)※基礎科目を受講された生徒は不要です。
  • 【通学個別指導料金】
単価: 6,000円(税込)<1時間分の指導料>
月額:48,000円(税込)<1回2時間×月4日:合計8時間>
  • 【在宅個別指導料金】
単価: 5,000円(税込)<1時間分の指導料)>
月額:Aコース:20,000円(税込)<1回1時間×月4日:合計4時間)>
Bコース:30,000円(税込)<1回90分×月4日:合計6時間>
Cコース:40,000円(税込)<1回2時間×月4日:合計8時間>
薬学部の各科目のポイント
  • 薬学部の数学
    微積分(偏微分や重積分,微分方程式)の学習は、物理化学の理解の上で重要です。
    また高等学校で数学Ⅲを履修していない場合は、その内容(合成関数の微分と置換積分, 積や商の微分, 部分積分,三角関数や指数対数関数の微積分,面積と体積)から復習します。
    なお大学によっては、数学の講義の中で線形代数(行列と一次変換)や複素関数を扱うこともあるので、必要であればその対策も行います。
    微積分については、高等学校数学Ⅲの参考書(苦手な人は数学Ⅱも含めて)があれば、日常学習の上で有効です。

  • 基礎化学
    物理化学や分析化学の基礎となる分野を中心に学習します。
    高等学校の復習についての科目を1年次で設置している大学も多く、主にその対策(特に苦手としている人が多い
    理論化学の計算問題を中心に)を行います。
    取り扱う内容は、主に以下の通りです。
    • 電子配置と周期表,物質の構造と基本的な性質
    • 酸塩基と中和反応(酸と塩基の定義,中和滴定)
    • 酸化還元反応(酸化と還元の定義,酸化還元滴定,電池や電気分解など酸化還元反応に基づいた計算)
    • 気体や溶液の性質(固体や気体の溶解度に関する計算, 実在気体と理想気体,気体の状態方程式, 浸透圧に関するファントホッフの法則)
    • 化学平衡 (ルシャトリエの原理による平衡移動の判断,濃度平衡定数と圧平衡定数を用いた計算,溶解度積と沈殿生成反応)

  • 有機化学
    教科書の内容や答えを丸暗記しようとしても、膨大な量であるため効率的であるとはいえません。
    (また理解を伴わない丸暗記は、とても苦痛な作業でもあることからも推奨しません。)
    授業では有機化学反応の基本原理をしっかり説明し、丸暗記に頼らず試薬や生成物の書き出しができるように指導致します。
    薬学部の化学では、反応機構により結合する官能基の位置や立体化学が異なることが多く、この点については特に重点的に説明します。
    なお教科書はソロモンかマクマリーを使う大学が多いですが、薄めの問題集で解答解説がしっかりしているものが1冊あれば、理解を深める上で有効です。

  • 分析化学
    薬学部の授業の理解が困難な場合は、最初に高等学校の無機化学(特に沈殿滴定および錯イオンの形成部分)や化学平衡の単元を十分に復習すると、理解が深められます。
    特に沈殿の生成に関する溶解度積を用いた計算問題や、電離定数を用いた計算問題(特に緩衝液絡みの問題でよく使う手法です)などは高等学校の授業で深く学習していないようです。
    それに対して薬学部の授業では、上記内容を完全に理解出来ていることを前提としたレベルの授業が行われるので、単位を落としてしまう学生が多い科目となっております。
    高校化学の基礎知識が不足している場合は、これより手前の化学基礎範囲(中和反応や酸化還元反応)にさかのぼり、化学反応式の書き出し部分から授業を行います。

  • 物理化学
    分析化学と同様に、基礎理論に関する理解が必要な科目です。 特に反応速度論については、微分方程式(高等学校では通常学習しない内容)や指数・対数関数の理解がとても大切であり、実際に微分方程式を解くことによる式の導出から 内容を説明します。(反応速度論は、高学年で学習する薬物動態にも関する内容であるので、重点的に学習します。)
    また物質の構造では、電子配置(フントの規則,パウリの排他原理,結合次数など)や混成軌道,分子間力(ファンデルワールス力の詳細や水素結合による様々な現象)の内容について十分に説明します。
    なお有機化学の教科書の前半部分にも物質の構造に関する説明があるので、そこを読み込んでみることが物理化学の学習のうえで有効です。
    化学熱力学についても、公式についての理解が大切であるため、その導出部分から詳しい説明を行います。

  • 薬理学
    薬理学は、薬学教育の中で特に重要な学問です。
    暗記中心に学習しても、内容が膨大なので効率的ではありません。
    授業では、薬の効き方を原理・原則から理解するために、問題演習を中心に受容体や薬物反応機構等を作図しながら視覚的に理解して記憶の定着を目指します。
    薬学部の薬理学は、薬物名が多く、薬効別に分類する作業から入りますので、基礎的な薬効の機序は理解しておくことが前提になります。

     
  • 薬剤学
    薬剤学は、薬物が体内に入ったときから、体外に排出されるまでの流れを速度論的に解釈します。
    この科目は数学的要素もありますので、高校の微分、積分の基礎的なところを理解する必要があります。
    授業では、暗記的な要素は低いので薬物が吸収・分布・代謝・排泄の各分野を数式用いて理解の定着をはかります。
    練習問題は少なめにして、1つ1つ理解することを目指します。

     
  • 病態・薬物治療学
    この科目は、近年、薬剤師が臨床現場で即戦力として活躍するために必要な要素を盛り込んだ科目です。
    この科目をマスターするには、薬理学を中心にさらに応用的要素が求められます。
    授業では、多種多様な処方せんに対応できるよう問題演習中心に進めます。
    特に、血液検査データと問題文に書かれていることを解答にどのようにアプローチするかを指導します。
    さらに、薬物の作用機序の復習も行います。

     


【個別指導】欠席時の連絡等の重要事項
  • 授業の欠席は、前日の午後8時までに電話かメールでご連絡をしてください。
  • 当日のご連絡は、授業を1時間実施したとみなして、この分の授業料を徴収します。
  • ご連絡の無いまま1時間経過しますと、講師は帰宅します。 この場合は、1回2時間分の授業料を徴収します。

↑ このページのTOPへ